立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

餃子専門店「ホワイト餃子」「ファイト餃子」で食べ始めたら止まらない

餃子専門店っていうと、餃子の王将を思い浮かべる人が多い。ここで、「違うんだ、きみ、大阪王将がね」って言う人もいることはいる。

さて、他に餃子の専門店っていうと、確かにいくつかはある。地方チェーンも多少ある。ただ、そこそこ全国展開している餃子の専門店と言うと、やはり上記の「王将」くらいなものだろうか。

いや、待って欲しい。ひとつ、伝えたいものがある。それは「ホワイト餃子」である。

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実写映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、子供時代をまた拗らせそうになる傑作だ

少年時代、想いと行動とがちぐはぐとしたり、自分の想いと行動とが、一致をみないことが多々ある。 思い返してみると、どうしてああいう行動をとったのか、どうしてそうなったのか——自分でも理解に苦しむことがある。 けれど、それを含めて、きっとそのときの「ぼく」なのだ。それが、今の「ぼく」へと続く道なのだ。そういう考えに思い至る。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、そんなこそばゆい、ノスタルジックな気分にぼくらを誘ってくれる。そんな作品だ。

この作品は、2017年、新房総監督の手によりアニメ映画化されるが、元々の原作は、あの実写映画監督、岩井俊二監督の作品が元である。 本エントリでは、原作の実写版を紹介する。

なお、アニメ版の感想については下記のエントリにて。悲しくも酷評が目立ってしまったその理由の考察、そしてぼくの感想レビューを述べている。

アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はひどい作品か?感想と考察 - 立て直せ、人生。

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学生時代のつらさと社会人時代のつらさは、何が違うか

学生生活というものは、まるで終わりの見えないお祭のようなものだ。絶え間なく訪れるイベントは、どれも慣れぬ出来事ばかりで、まるで海辺に打ち寄せる波のように、二度とはおなじものはこない。

どうして社会人になって日々が辛く、だけれども飛ぶように過ぎて行くのか。

缶ハイボール片手に東京の夜景を眺めていたとき、友人が言った。

「つらさってのは、多分2種類くらいあって。慣れぬが故の不安。そして、もう一つが、慣れても残る、純粋なつらさ。たぶん、いまは後者ばかりなんだと思う。」

ぼくは言葉を返す代わりに、缶ビールを飲み干し、ゴミ箱に投げつけた。綺麗な放物線を描いた空きカンは、しかし、情けない音を立ててゴミ箱に跳ね返され、無様に道路に転がった。友人は、それをみてまるで俺らみたいだ、と寂しく笑った。

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