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立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

脇の毛の処理で悲惨な目にあった話〜男だって除毛くらいしたい〜

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突然脇毛を取り払いたい誘惑に負けそうになる人がいるかもしれない。 しかし、ぼくはそれを全力で止めたいと思う。

なぜか。ぼくには、その誘惑に乗り、失敗した経験があるからだ。

それは、2年前の夏のことだ。 仕事が忙しく帰りが遅い日が続くなか、珍しく日付が変わる前に家に着いた。

初夏になって薄手の服でも汗ばむ陽気であり、家に着くなり汗を流そうと、家に着くなり風呂場に入った。ダヴのボディーソープを泡だて、身体を洗ってゆくさなか、気になる点があった。

脇毛だ。

剃りたい脇毛

おしゃれとは縁遠い生活を送っていたぼくは、脇毛処理などもせず、生えるがままにしていた。自然派なのである。

しかし、生来の汗っかきのぼく。薄手の服では脇の下がウェッティであることが目視確認できてしまうし、それがみられないように脇を閉じていると、蒸れて肌荒れしてしまう。そのうえ、汗をかきすぎた日には、香ばしい汗の匂いが広がらんとす。

あかんでこれは。

風呂に入る時は、入念に脇の下を洗っていたけれど、根本解決になるはずもなく、悩む日々を送っていたのだ。

風呂上がり、ぼくは何気なくTwitterをながめると、女装趣味の友人が、おおよそ男のものとは思えない、きれいな脚の写真をアップロードしていた。新しい除毛クリームを試してみたのだという。ぼくは閃いた。

「毛、なくせばいいんじゃん」

いうが早いか、車のキーを取り、閉店寸前のドラッグストアへとハンドルを切った。

除毛クリームとぼく

店に入ると、除毛クリームはいくつかあった。悩み、選んだのは「肌が弱い人向け」のクリームだった。ぼくはレジに向かい、はやる気持ちを抑え、安全運転で家まで向かった。

家に着くなり、ぼくは再び風呂場に向かう。注意書きを読み、脇にクリームを塗ってみる。しばらくすれば、毛がわっさり抜けて夢の脇美人に生まれ変わるのである。

しかし、その幻想はぶち壊される。

不快な匂いがバスルームに充満する。脇毛が溶けたにおいだ。 脇毛は中途半端に溶け、ぬるぬるてらてらとしている。しかし、表面が溶けただけで、ほとんどの毛はそこにしぶとく残る。ぼくと異臭と溶けた脇毛。あかん、このままじゃ明日出社できん。

覚悟を決め、えいやと引っ張ってみる。傷んだ脇毛はぶちぶちぶちっと千切れる。痛い痛い痛い。しかし、根元から抜けるわけではなく、7割くらいは残る。 お湯で流してみたり揉んだりしてみても、残った脇毛はしぶとく残る。

ぼくは仕方なく、もう一度脱毛剤を塗ってみる。ひろがる異臭、ぬるぬるが増す脇毛。うんとこしょ、どっこいしょ。それでも脇毛は抜けません。

きっと、溶かそうとした毛の総量が多かったのに違いない。剃刀で脇毛を切り落としてみる。少し地肌を痛めてしまうが、構わずに処理。そして、露わになった脇毛の根元。三度脱毛剤を塗りたくる。流石に肌が荒れてきた。しみる。

そうして、風呂場で格闘すること1時間。やっと毛のない脇を手に入れた。しかし、おおきな問題が立ちはだかる。

「脇がいてぇ……」

パッケージをみると、何度も塗るなと書いてあるし、荒れた肌には使うなとの文字。その禁止事項をあらかた一通りおこなったぼくの脇は、真っ赤な薔薇のように色づいていた。 ヒリヒリと痛く、変な汗。その晩はタオルを挟み眠りについた。

翌日の悲劇

地獄の始まり

翌朝、寝坊仕掛けて出社する。駅までダッシュし電車に乗ると、脇の違和感。

とにかく痛い。

汗が流れるたびに、ちくちくと針に刺されるような痛み。脇を閉じてると、密着してより痛みが広がる。そして、痛みで冷や汗が流れる。以下エンドレス。

脇にシャツを挟み込み対処すると幾分か症状は和らぐが、しかし大量にかいた冷や汗が広がりシャツに染み込む。目立つ。めっちゃ目立つ。

そして小一時間後、会社について、クーラーのきくオフィスについてホッと一息。しかし仕事に取り掛かろうとPCに向かうと むっちゃ痛い 。キーボードに向かうには、脇をとじる→脇をとじると→密着する。密着すると→痛い!

インシデント対応

ワキ・インシデントの発生である。 痛みは悪化し、シャツを挟んでもだめだ。脇を広げていた方が幾分痛みが和らぐ。ぼくは、脇を広げて仕事する。

「会議やで」

呼ばれていく会議室、ぼくは両隣に人がいない席を選び、着席する。そして、脇を広げてPCをたたく。 離れたところで、変な格好でキーボードをたたくぼくに視線を向ける者がいるが、構う余裕なんてないのである。

緊急対応

結局のところ、ぼくは痛みに耐えかねて早めの昼休みを取った。 そして、近くのドラッグストアに行き、脇汗パッドを買ってトイレに飛び込んだ。

震える手で脇汗パッドの粘着面を剥がし、脇に当てる。脇をとじてみる。多少の違和感はあるが、痛みはずいぶん和らいだ。 ぼくはため息をついてトイレを出た。

その日から数日、ぼくは出社前に脇汗パッドを貼り、そしてカバンにも脇汗パッドの予備を忍ばせた。 夜、風呂上りには脇がうずくこともあり、そんなときには保冷剤をタオルに包み、脇を冷やした。

それ以来、ぼくは脇毛はナチュラル派、生えるままに任せて日々を生きている。

最後に

たった一つの冴えたやり方、そんな風に感じるアイデアが突如として振ってくることがある。 そのアイデアをよく吟味せずに行動に移す、その行動力は大切だと思うけれど、多少は立ち止まって考える冷静さってのが必要とも思うのだ。

なお、この話を人事部長(女性)にした際には、ごみをみるような目で見つめられたことを記憶している。

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