立て直せ、人生。

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超行列のできる伝説級の焼肉屋「神保町食肉センター」

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ぼくだって若い男だ。抑えきれぬ肉欲の衝動に駆られることがある。 でも、欲望を満たすためには、何だってお金っていうのが必要になるんだ。

そんな、悩めるぼくらを導いてくれる店がある。その名も「神保町食肉センター」。 このお店は、なんとランチ時間帯950円で焼肉食べ放題ができるのだ。

それも、格安焼肉屋でありがちな薄っぺらい切れ端の肉などではない。立派な、たいそうに立派なお肉なのである。

神保町食肉センターとは

神保町界隈を生活圏とする人で、知らぬものはいないとも言われる「神保町食肉センター」。 名物は、なんと言っても ランチ950円で45分の焼肉食べ放題 だ。

メニューはいたってシンプル。A,B,Cセットの3種類だ。

  • Aセット:モモ(塩)、ネックビートロ(味噌)
  • Bセット:モモ(タレ)、ネックビートロ(味噌)
  • Cセット:レバー(塩)、ハツ(塩)

また、ぼくが行ったときは「鳥麹」が追加されていた。

実のところ、食べるのに必死すぎて写真とかほとんど撮ってない。悲しいけれど、焼肉は戦争なのよね*1

上の写真は、レバーとハツのCセットである。写真を撮るがはやいか、さっさと焼肉を鉄板の上に並べて焼きまくる。なにせ、時間は45分しかない。期限短し食せよ男子 *2

その味

驚くほど美味。これもう少し高くても、ぼくは行く。

学生時代にも、1000円食べ放題とか行っていたんだけど、大体冷凍のきれっぱしの肉片がもりっと皿の上に雑に積まれているだけであった。 一山いくらの、くず肉である。

それがここはどうだ。写真を撮るのを忘れて、無心に食べ続けてしまう程度に美味なのだ。

お肉はどれも大変柔らかく、厚みもある。味付けは結構しっかりしているが、どうしてこれが飽きがこない。 鶏肉も、たいしたことないだろうと思って食べてみると、そのやわらかさとしっかりした塩麹の味付けが大変にマッチしていて、ご飯をかきこみたくなる。

肉をたくさん味わうために我慢したけど。

途中、一緒に行った友人は、突然ぼーっと呆けた顔をしはじめて、箸が止まった。 「どうしたんだい」と声を掛けると、「おいしすぎると、たまにこうなるんです」とのこと。 数年に一度くらいの頻度で、おいしすぎるものを食べるとぼーっと何も考えられなくなるんだ、とのことであった。

気をつけたいこと

行列がやばい

とにかくすごい並ぶ。土日は特に並ぶ。

今回、土日に友人とともに並んだのだけれども、11:30開店のところ、10:00の時点ですでに4人並んでいる。 ぼくらが並び始めてからも続々と人が並んだ。

写真ではたいしたことない列にみえるが、開店直前の一番込み合っていたときは、折り返しが発生し、この列の二倍は人が並んでいた。

かつて、お昼すぎに並んだことがあったのだけれど、1時間ほど並んだところで材料切れ、ぼくらの目の前の人までで終了です、といわれてしまったこともある。

レバーとハツが売り切れる

肉の数は限られる。レバーとハツは、時間内でも早い時間帯に売切れてしまう。

そりゃそうだ。レバー苦手なぼくですら「うんめうんめ」とバクバク食べてしまうほどのものなのだから。

店先で並んでいたら、声をかけられた。「何時から並んでるんですか」「いつきてもハツとレバーが売り切れてて……」朝10時から、と言うと驚かれ、「でもその時間から並んででも食べたくなるものですよねえ」との言葉。

お店情報

今回私が行ったのは、神保町の本店。実は、上野と赤羽にも系列店があったりする。

新宿には「新宿食肉センター」という系列店があり、PM11:00~2:00までの間、980円で食べ放題をやっているらしい。

  • 最寄り駅 都営三田線神保町徒歩5分 / JR水道橋駅徒歩10分
  • 定休日 年中無休
  • 営業時間 [ランチ] 11:30~15:00(入店締切14:30)

*1:「起動戦士ガンダム」スレッガーロウの名台詞より(改変)

*2:元ネタは「いのち短し恋せよ乙女」、大正4年発表「ゴンドラの唄」より。吉井勇作詞。中山晋平作曲。森見登美彦氏の「夜は短し歩けよ乙女」もこの歌から取られている