立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

誰がためにブログ書く

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昨今のブログ界隈?をみていると、あまりの意識の高さでぼくの意識も持っていかれそうになる。なんだか就活生たちをみているようだ。

ブログを再開するか、だなんて思い立っておおよそ五ヶ月ほどが経った。数年ぶりのブログで、勝手がわからないから検索した。出てくるブログはどれもよくできている。エントリを見ると、1ヶ月、3ヶ月、半年でPVと収益の推移を書いている。綺麗にまとめられていて、適宜画像が貼りこまれていてわかりやすい。ブログのトップには、記事を象徴するような画像が一枚。文は短く刈り込まれ、段落は多め。個人のクセがない文章で、リーダビリティは高い。

ただ、ぼくは閉塞感が気になった。開くブログ開くブログ、どれも判で押したように似たような構成で、ちっちゃなインターネットメディアみたいだ。その一様さが、まるでリクルートスーツを着込んだ就活生たちと重なった。

誰のためにブログを書くか。なんのためにブログを書くか。セルフブランディング、アフィリエイト。そんな目的の人が増えたからだろうか?でも、セルフブランディングだったら自分の専門性を訴えるものを書く方が良い気がするし、アフィリエイトでもそちらの方が収益率は高いだろう。

個人的な想いをいうと、みんなにもっと人生と考えを書いてもらいたい。誰もが人生という物語を持っている。それは誰にも真似できない。「おまえがコンテンツになるんだよ」。

オナニーと言われて結構。独り「よがり」と言われて結構。自分を満足させられない奴が、どうして他人を楽しませることができるだろう?

なお、ぼくはこのブログは、まずは自分に向けてに書いている。あの時なんて考えていたか?何を思っていたか?何を知りたかったのか?過去の自分を、時を隔てて第三者的に見るのが面白い。ただ、そんなブログを他の人に読んで貰えている事実は素直に嬉しい。

もしかしたら、いわゆる「懐古厨」なのかもしれない。でも、どの個人サイト・個人ブログも強烈な個性を放っていたあの時代が懐かしく、もっと個性的で癖のあるブログが読めるようになったらなあ、とぼくは思う。