神保町のカレーつーたらボンディでしょ!
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「なんかカレー食いたくね?」
って話になったから、電車に乗り込んだ。行き着いた先はボンディ。神保町である。
ボンディは分店がいくつかあるが、今回は本店へと向かった。時間は2時。多少空いてるだろうとタカをくくって行ったらこの有様。
最近さらに混むようになったところに、神田古本まつりで人が増えてダブルパンチ。仕方なく本を取り出し読みながら待つこと40分。店の中に案内される。
店の中は、こじんまりとしていておしゃれだ。まるで70年代にタイムスリップしたかのような趣である。
ぼくはこういった空間が好きだ。昔の雰囲気を残す飲食店は、一種のタイムマシンだと思う。ぼくらを現実から切り離してくれる。
席に着くと真っ先に出されるのが、ボンディ名物のジャガイモだ。その数なんとふたつ。バターと一緒にでてくるので、そのまま食べてもいいし、カレーと一緒に食してもいい。
ぼくは、ひとつをそのままに、ひとつをカレーと一緒に食した。
写真は大盛りのビーフカレーである。ノーマルのお値段1,480円に、ソースとライスが大盛りになってプラス150円。 写真ではちんまく見えるが、ライスは、300gから450gにアップした、大盛りの皿はなかなか迫力がある。
味は王道の味。濃厚で飽きのこない、万人ウケする味。何度でも食べにきたくなる。ライスの上に乗せられたチーズが、また良い感じにカレーを引き立ててくれる。とにかくスプーンが止まらない。二人で来たのに終始無言。
ただ、だいたいボンディにくると後悔するのだ。大盛りにして後半が辛くなって腹がはち切れんばかりになるからだ。そりゃそうだ、だってジャガイモも2個食べてるんだもん。
食後はエスプレッソを飲む。普段は薄めのコーヒーを好んで飲むけど、これだけ濃厚なカレーを食べた後だと、濃いコーヒーの方があう。
一息ついて、ぼくたちが店を出た頃、15時を過ぎていたけれども、まだまだ行列は収まっていなかった。
その後、ぐるっと神田古本まつりを巡る。普段、なかなか知ることができない本たちを知ることができたり、欲しかったけど手に入れられなかったあの絶版本と出会えたりして、古本まつりは大変に魅力的であり、ぼくの財布を痩せ細らせてゆく。
そんな美味しくも楽しい神保町は、ぼくの好きな町の一つだ。