据わりの悪さ、後味の悪さがよい「居心地の悪い部屋」

タイトルは褒めてます。 岸本佐知子氏の編訳ということで、手に取ったこの作品。どんな作品かしら?と粗筋を説明しようったってそうはいかない、ストーリーなんてないものばかり。読み終えたあとの「居心地の悪い感」を追求したアンソロジーだからだ。 居心地の悪い部屋 (河出文庫 キ 4-1)作者: ブライアン・エヴンソン,ア…