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立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

築地市場で朝寿司をする〜プチ・エクストリーム出社〜

食べもの 観光 お店

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「寿司食いたくね?」

って飲み友達から連絡来たから、家を出た。朝6時。

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エクストリーム出社ってなんや

日本エクストリーム出社協会サイトには、次のように説明がある。

エクストリーム出社とは、早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をするエクストリームスポーツである。 このスポーツのプレイヤーは、一般的な通勤者と区別して、出社ニストと呼ばれる。

このあたりの説明は、 wikipediaの記事 のほうが分かりやすいかもしれない。

別にスポーツに限らず、観光やグルメなど、出社までの時間を有効活用する朝活なのである。

つまるところ、日常って繰り返しだから退屈じゃん。だから、朝寿司でも食って変化でも付けようぜ、そんなところ。

とりあえず行ってみた

移転問題で揺れる築地市場だけど、1935年(昭和10年)にできた築地市場。懐古趣味のぼくは、この移転の前に行くしかない。

朝7時、待ち合わせをして向かう。テレビでみたことある入り口が出迎えてくれ、しぜんテンションが上がる。

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築地名物、「拾得物掲示板」。財布やパスモなどのごく一般的な落とし物に混じって、「ヒラメ・サザエ・とらふぐ・ホタテ」などがある。 海の宝箱ってなんや?って思ったけど、どうやらそういう海鮮的商品があるようだ。

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構内?を歩いて寿司屋などのエリアに向かう。 中は、一応観光の人たち用の道案内があるが、作業エリアの中を通る形になる。 トラックや、商品運ぶ電気カーみたいなの( ターレー と言うらしい) が縦横無尽に走っているので、気をつけて歩く必要がある。

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ちなみに、ターレーは登録をすれば公道を走れるようだ。築地の近くをあるいてたら「ぎゅーん!」って次々奇っ怪な乗り物が公道走ってるのでびっくりした。

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寿司屋にならぶ

築地朝寿司erに案内され、並んだのは、「大和寿司」。 店の前には結構な人が並んでいる。けど、聞こえてくるのは外国の言葉ばかり。日本人は肩身が狭い。

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30分ほど並んでいると、呼ばれて中に。中はかなり狭く、カウンター席に座る人の後ろを「失礼……失礼……」といいながら、 通り抜けて行く。そして籍に座ると目の前に木の板が。もう、これだけでテンション上がるよね……。

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狭いけど、雰囲気はもう「ザ・寿司」だ。なんかドラマとか映画でみた小さい伝統的な寿司屋そのものだ。 そわそわしていると、さわやかなお兄ちゃんが声を掛けてくれる。

「今日はお休みできたの?」「いえ、出社前です」「あらーそうかー、それだとお酒のめないねえ」

凄く話しやすい気さくな板前のお兄ちゃんと雑談を交えつつ寿司の話。苦手なネタなどを聞かれたり、寿司の食べ方を教わったり。 このお店、ネタに醤油が塗ってあるのでそのまま食べられるのだ。

後は写真色々撮ってたけど、寿司に夢中で何のネタか覚えていないので断片的である。

そんで出てきたのが大トロ。もうね、大トロなんだよ。溶ける。

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確かこれの右が中トロ。日本人のかたは大トロよりも中トロの方が好きな人も多い、って言っていたけど、確かに「食べてる」感触を味わうには中トロの方がいいのかもしれない。だって大トロ溶けちゃうし。

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でもね、印象的だったのがウニだったの。ウニ。 写真適当に撮ってたので、微妙な色合いになってしまったけれど、これが出てきたときもう息を呑んだよ。

口に含むと、これまで食べてきたウニがまがい物かのように感じるほど濃厚だし、舌の体温で溶けていくよう。 味は「俺はウニだぜ!」ってすごい主張しているし、飲み下すのが勿体なく感じてしまった。

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ほか、握り以外にも鉄火巻きとイクラ巻が出てくる。 地味だけど、イクラはしっかりプチプチしているし、なんかもう舌が幸せなのだ。

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上記以外にも、エビや穴子などなどでてきて、計七貫。付いてくるしじみのお味噌汁も大変に美味である。 そんなこんなで、結構なボリュームでお腹いっぱいになりつつ、このコースがなんと3,500円大変にお得だ。

築地を眺めて

築地は、色々今揉めているけれど、モダンなところに移転をするとのことである。 確かに歩いて見て回ると、古くてよく今までこのままでやってこれたな、という印象である。

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色々問題はあるのだろう。でも、日本の食卓を80年にも渡って支え続けた築地市場が、無くなってしまうのはやはりさみしく感じる。

だからぼくは、その役目を終えようとしている市場の、最後の生きた姿を目に焼き付けるように、築地市場を眺めた。

「この、古い建物の合間からビルを眺めた様子、押井作品っぽくない?」

「確かに、押井っぽい」

そんな他愛ない会話をして、ぼくらは会社へと向かった。

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