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立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

冴えないMacBookProを買えない理由

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2015年10月27日、新しいApple製品が発表された。MacBookPropは、実に4年ぶりのフルモデルチェンジであり、より薄型軽量になった。

かつてないほど早くてパワフルなのに、驚くほどの薄さと軽さ。もちろんRetinaなのでデスクトップは広いし、タッチパッドも大きくなって、指先の衰えた中年エンジニアにもきっと好評だろう。

けれど、ぼくは悩む。買って気にいることができるだろうか。いっとき愛したThinkPadが凋落した時よりも、今回の新型MacBookProに、ぼくは苦しむ。

買い換えたい動機

2013年のMacBookAir 11インチを使っているぼく。重たい処理は自宅のサーバーに処理をさせていたが、デスクトップ用途ではこのMacBookAirで全てまかなっていた。お外に出るときも、カバンに放り込んで出かけていた。

おおよそ気に入っていたのだけど、どうしても我慢ならなかったのが一つ。解像度の低さだ。

スマホ以下の解像度のMacBookAirシリーズ。コードを書く時の解像度や、Adobe製品を使うときに、やはりどうしてもデスクトップが狭くてしんどかったのだ。

だから、次のモデルチェンジでAir 11インチが刷新されたら買おうと、11インチが無くなったら13インチを買おうと思っていた。

しかし、その決意は揺らぐ。

MacBookAir11インチは無くなり、残ったのは、

  • 12インチのMacBook
  • 13インチのMacBookPro
    • 廉価版とTouch Bar付きモデル
  • 15インチのMacBookPro

である。

このラインナップであれば、13インチのTouch Bar付きを買うか……となりそうだが、とあるハードルがぼくを待ち構えていた。

それはESCキーである。

キーボード問題

ESCキーを返せ

Macのキラーコンテンツに、Vimというエディタがある。

MacはUNIXである。Unix系ではなく、正真正銘のUNIXなのである。UNIXとは……まぁ歴史あるコンピュータのOSである。

UNIXとは、哲学だ。こうあるべし、という仕様に則り、認証を受けると正真正銘「UNIX」の商標を得られる。いくつかの要件がある。それに、vi互換のエディタが挙げられる。

viは、伝説のプログラマー、ビルジョイが作ったエディタだ。あの伝説的な企業Sunの初期メンバであったり、macOSの源流ともなったバークレー版UNIXのメイン開発者であったりする。

まぁ、神様なのだ。

vimは、そんな神様のつくりたもうしvi互換のエディタだ。現在も活発に開発され、人々に愛される。無論UNIXであるMacにも搭載されている。

そんなVimはESCキーをよく使う。尋常じゃないほどよく使う。ESCキーが掠れていたら、vim使いだと疑え、と言われるほどよく使う。

そのESCキーが奪われた。青天の霹靂だった。

プログラマーはMacを好んで使う。MacはUNIXなので、プログラミングに使うツールなどの構築が楽だからだ。

そんな様子をemacs使いは嗤っている。emacsも、プログラマが好むエディタの一つで、Vimと人気を二分するエディタである。emacs使いは、CTRLキーを酷使する。

よく訓練されたemacs使いは、CTRLで鍛えた小指でキーボード越しに机を叩き割ることが可能なのだという。そんな野蛮なemacs使いとvim使いは長年抗争を続けて来たが、今回の件ではemacs使いに攻撃の機会を与えてしまったのだ。

さらに、具合の悪いことにvim使いの中での内紛も引き起こされてしまった点だ。vimのESCキーはCTRLキーと[キーの同時押しで代替できる。ホームポジションを外さずに操作ができるこの作法こそを正義とする派閥と、ESCキーを正義とする派閥との確執が表面化した。

しまいにはフットペダルでのESCキーでいいんでね?派閥まで出始める有様で、混乱は収まらない。

鋭いツッコミ

twitter.com

エンジニア、自分本位だからね、仕方ないね……。

ほかの友人エンジニアには

「あんなゴミみたいに小さなESCキー使ってたの?」

と煽られた。うん、使ってた。

さいごに

冴えないのはMacなのか、買えない理由なのか、という感じなのである。