泣いた。アニメ「planetarian」の「ちいさなほしのゆめ(配信版)」と「星の人(劇場版)」
廃墟が好きだ。かつて生きていたはずの建物が、街が、機械たちが、静かに眠りについている。建物は未だにその役割の何割か、あるいはほとんどの機能を有してそこに佇む。機械は、今すぐにでも動き出しそうな顔をして眠りについている。スイッチをひねり、明かりを灯してくれる人を待ち続けているよう。
時代の流れから取り残された過去そのものが、その場に居座っている。その様を見るのが、たまらなく哀しく、たまらなく愛おしい。
だから、ぼくはプラネタリアンを観て心を奪われた。
30年前、街からは人がいなくなった。宇宙開拓の破綻に端を発した世界大戦により、ほとんどの人間は死に絶えてしまっていた。
少女の姿をしたロボット「ほしのゆめみ」は、歩みを止めた「封印都市」の中、プラネタリウムに訪れる客を待ち続けた。眠りについた街の中、時から切り離されたプラネタリウムとロボット少女。
そんな彼女のもとに、1人の男が訪れる。廃墟の街から貴重なものを探し集めて売る「屑屋」であった。時から切り離された街での少女との出会いが、男をうごかす、小さな物語。
続きを読む電車内でパソコン使うのはマナー違反か?
ぼくは熱い男なので常に滾る衝動を抱えているのだけれど、それが怒りになってしまう事件が発生した。
こいつを見てくれ。こいつをどう思う?
まるで、車内でパソコンを使うのがマナー違反かのように見えるポスターだ。ぼくは、このポスターに、どうにも怒りを覚えてしまったのだ。
これは、つくばエクスプレスという電車の中に貼られたマナー広告である。南東北(みなみとうほぐ)は茨城県つくば市と、日本の中心千代田区のなかの秋葉原をつなぐ電車は今からおおよそ10年前、2005年に開業した。
続きを読むぼくとブログと運用報告と世界への宣戦布告(9ヶ月目、100記事)
まえがき
ブログを書き始めて9ヶ月目、100記事は越えたけれど目的の女子高生との密なコミュニケーションとやらは発生していない。
僕がブログを始めたのは、id:Delete_All というおっさんのブログを知ったからで、氏は女子大生と出会うためにブログをやっているらしい。
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