キンプリの麻薬的魅力「KING OF PRISM by PrettyRhythm」感想
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キンプリは電子ドラッグ、それはその通りなんだと思う。
その魅力は?と問われると、ガルパンと同様に「キンプリはいいぞ」という言葉しか出てこないようなヘブン状態。感想を書こうにも、脳内がプチパニック状態であるため、言語化が難しい。
本エントリは、そんなキンプリに対して果敢にもレビューに挑むというものである。
一言で言うと、
「笑える泣ける、本気でバカやる、気持ちの良くなるアニメ」。
ノリノリの音楽で、真剣にバトルしている。バトルしてるんだ。手に汗握るダンスバトル。EZ DO DANCEのノリノリのアレンジで男二人がストリートダンスバトル。美しい腹筋が攻撃を受け止める。
音楽と映像の、圧倒的な情報量と圧倒的な突っ込みどころに脳の許容量を超えて、ただ快楽しか残らない。まさに電子ドラッグ。
特報とか予告とかあるのだけれども、この映像じゃ、そのキメキメっぷりが分からないのが勿体ない。ホモアニメじゃない、みんなが笑顔になるスタァアニメなのだ。
空から電車が降ってきて、それにアイドルが乗り込んでSAYONARAを言っても驚かない。さよなら銀河鉄道999から35年、映像表現はここまで進化したのだ。
この作品は、もともとプリティリズムという女児向けアイドルものアニメのスピンオフだ。その中に出てくる男性アイドルグループに焦点を当てたモノらしい。
しかし、もともとのスピンオフ元の作品を観ていなくても、何も問題無い。事実、僕もプリティリズムは観ていない。 最近の女児はこんなエッジの効いた作品に触れているのか、と思うと日本の未来は明るい。
劇場で必死に笑いを堪えて椅子を震わせてしまったり、かと思ったら鼻をすする音が聞こえてくる、観客が一体になってアイドル達を応援できる経験は、今しかできない。
60分の作品で、もし、この前編が盛り上がって商業的に成功したら、続編も作られるとのこと。 ぼくは、彼らのその後の世界を目撃したい。
さあ、プリズムショーで笑顔になろう。そして、彼らの「その後」が公開されるのを、応援しよう。