立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

シン・ゴジラを観て3.11をフラッシュバックした

シン・ゴジラについては、実は封切り2日目に観に行った。知り合いの特撮ヲタたちが、「音響の良い劇場で観るべし」ということだったので、IMAXで上映している劇場を探して行った。

そしてぼくは泣く。悲しさだとか辛さだとか、そういう感情を認識するよりもはやく、身体が勝手に反応して涙が溢れた。

ぼくは、シン・ゴジラを3.11やそのほか震災の経験がある人には是非観て貰いたいと思う。しかし、同時に安易には勧められないな、と思う。余りに良くできすぎていて、人によっては最後まで観ていられないとも思うからだ。

シン・ゴジラについては、多くの人が素晴らしい感想や考察を書いている。なので、このエントリではぼくの純粋な想いや感想を、少し綴ってみたいと思う。

以下、ネタバレ注意

  • 何の感傷もなくあっけなく死んでいく人たち
  • シン・ゴジラの主人公は「日本」そのものだ
  • さいごに
    • つぶやき
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文章の執筆に欠かせない、文章の校正・チェック方法

趣味で小説を書いたり、雑誌記事を書いたり、論文を書いたりすると、やはり悩むのは赤入れ(校正)。

どれだけ入念にチェックしたとしても、何度も自分の原稿を読み返していると、文芸作品、社内ドキュメント問わずに「これで良いのかしらん?」と、不安に襲われる。

そんなときにぼくがやる、簡単なテクニックをいくつか紹介する。

小説なら、会話文を蛍光ペンでマーキング

小説書いてて一番まずいのが、キャラクターの会話部分の統一感。 文末の言葉遣いを少し取り違えただけで、「だれやこいつ」となってしまう。

そんなときに活躍するのが、蛍光ペン。メインの登場人物ぶん蛍光ペンを用意し、塗り分けてゆく。そして、同じ色のところで違和感がないか?をチェック。

また、会話文だけを読み飛ばした場合、どのような印象になるか?も確認しやすくなる。会話文ベースのキャラクター小説の時は、有用な方法だ。

紙に印刷する

何はともあれ紙に印刷する。

一時期、紙に印刷するのとモニタで見るのと、脳のモードが切り替わるか否か?という話題がインターネットを駆け巡った。 この話題の妥当性を論じる知識はぼくには無いけれど、個人的な印象では、やはり紙に印刷した方が効率的に原稿をチェックできる。

それに、隙間にメモを書いたりコメントしたりするには紙が一番だ。pdfでもコメント機能があり、これを利用することもある。しかし、やはり紙に書く方が手軽で自由度が高い。

レーザープリンタの活用

紙に印刷してのチェックにでは、レーザープリンターがあると効率的だ。印刷が早く、ランニングコストも安い。インクジェットのように、目詰まりで印刷できない……ということもない。

昨今は高機能・低価格化が進み、1万円半ばで買える。ネットワーク機能もあるので、USBケーブルを繋いでおく必要もなく、取り回しも便利だ。

brother レーザープリンター A4 モノクロ JUSTIO HL-L2365DW

brother レーザープリンター A4 モノクロ JUSTIO HL-L2365DW

我が家では、コピー同人誌の作成にも利用し、大活躍している。

複数の人のコメントは一つの原稿にまとめる

たくさんの人にチェックをお願いすると、どこまで誰のコメントを反映させたのか、分からなくなる。 また、同じ指摘を複数人からされたりすると、混乱してしまう。 同じ箇所の指摘だが、AさんとBさんとで示してくれた対応案の方針が違うと、どちらを採用すべきか、どう対応すべきか途方に暮れてしまう。

こんなときは、一つの原稿にもらったコメントを集約すると良い。新しく原稿を印刷する。そこに複数の人からもらったコメントをまとめ上げてゆく。

これにより、複数人からの重複した指摘を確認することができる。また、複数の人から示された対応案のどれを採用すべきか、全体を眺めながら考えることができる。

反映したコメントは取り消し線をつける

反映済みのコメントは、取り消し線やチェックマークで印をつけていくとよい。

コメントの反映をしていると、どこまで反映したのかわからなくってしまう。 前回もらったコメントの反映が漏れ、同じ指摘をしてもらうのは、大変に申し訳ない。

頂いたコメントは最後まで美味しくいただけるよう、きちんと反映の管理をしたい。

原稿と自分を寝かす

こまったら原稿を寝かす。自分も寝る。

自分の原稿は、書いた直後に読み返しても、おかしさに気づかない。思い込みで読み進めてしまうからだ。だから、かならず時間を置いて読み返すようにしたい。

明日は明日の風が吹く、ではないけど、明日の自分は今日とは他人。他人であるところの明日の自分に赤入れを頼んで、一旦寝てしまうのは有効だ。

文章の表示を変えてみる

ブログの文章など、印刷するほどきちっと構成するつもりが無い場合は、表示を変えると良い。

はてなブログにも搭載されている、プレビュー機能を活用している人は多いと思う。ぼくは、少しポエミーなものを書くときは、プレビュー以外に縦書きで組版してみることがある。

たとえば次のエントリは、ブログのプレビュー機能で確認していてもしっくり来なかったので、縦書きで組版して確認して作成した。

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rebuild-life.hatenablog.jp

なお、ぼくは自動で縦書きの組版をしてくれる簡単なプログラムを作成し、利用している。 プログラムを書かなくても、Wordの縦書きテンプレートを容易しておいて、コピペですぐ縦書きフォーマットを確認できるようにしておくのでも良い。

pdf化してDropboxあたりに放り込んでおくと、出先の空き時間にスマホから簡単に確認できて、一石二鳥だ。

さいごに

文章って、案外客観的に見ることって難しい。他の人の原稿だとすぐに気づく誤字脱字とか、構成のおかしさとかが、自分ではなかなか気づけない。

そういったおかしさをいかに自分で気づけるようにするか、他の人に貰った指摘をいかに取りこぼさないか。そのための工夫や仕組みを作り込んでおくと、のちのちの文章執筆に非常に便利だ。

なお、ぼくは上記に挙げたものの他に、プログラムの差分管理ツール(git)を使って文章を管理していたりする。 広く一般に勧められる方法ではないけれど、どんな修正を、いつ、どこで入れたのか?というのがすぐに確認できて、ぼくの執筆には欠かせないツールの一つとなっている。興味のある人は、是非利用してみて欲しい。

ポケモンGOとぼくと夏休み

ポケモンの赤緑がはやっていたころ、ぼくたちは小学生だった。

今からちょうど20年前、1996年2月にポケモンが発売された。流行に鈍感だったぼくは、スイミングスクールの更衣室で、ごんぶとな初代ゲームボーイを抱えた子供たちが、同じようなゲームをやっている様子をみて、そのゲームのブームを知った。

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「え、ポケモン知らないの?みんなやってんのに」

そのときはすでに6月ごろ。皆は4月ごろからポケモンマスター目指して修行に邁進しているとのことであった。

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