立て直せ、人生。

人生行き当たりばったりなアラサーが、無事にアラフィフになれるように頑張らないブログ

ブログ運営1年を迎えた、ささやかな場所

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ブログは祈りだ。ぼくは祈る。ぼくのブログを読む人たちに皆そろって幸せになってほしい。

ぼくが祈りはじめた日、2015年12月13日から、ちょうど1年が経った。 本日に至るまでに130記事、18万PVほどこのブログは読まれているという。 読者数は、140人を少し越えた。

他のブログと比べるとこじんまりとしているかもしれない。けれど、こんな地味なエントリばかりのブログを、これほど皆さんに読んでもらえるというのは純粋に嬉しく感じるし、読んでもらえっている人々に感謝している。

運営状況

このブログでは、はてなブログproの費用が賄える程度に収益がある。

開始して五ヶ月目、とあるエントリでPVが増え始めたタイミングで、書く量をすこし増やした。それとともに、はてなブログproに切り替えている。

地元の田舎で窒息するよりも、東京で消耗する方がマシだ。

切り替えた理由は、やはりカスタマイズ性が低いため。とくに、スマホページのデザインの編集をしたくてもできない状況なのが歯がゆく、切り替えをした。

年更新としても毎年一万は厳しいなぁ、と思っていた。今では、なんとかトントンになる程度に収益が出ているので、ホッと胸を撫で下ろしている。

現在は、day 300〜400pv程度であり、月1万pvほど。 id:yamapi33 さん風に言うと、「これがキラーコンテンツもジャンルもない、地味雑記ブログのリアル」 *1

ただ、個人的にはポエムじみたエントリばかりのブログを、これだけの人々に読んでもらえるのは想定外だった。時折反応すら貰えるってのは嬉しい誤算である。

だって、一次創作小説とかって頒布しても、数十部がいいところだから。それと比べれば文字通り桁違い、なのです。

ブログを書くこと

書く理由と書きたいモノ

ぼくがブログを書く理由は、以前、エントリに書き起こしたことがある。 端的に言うと、「書いたポエムを、読んでもらいたい」からだ。

ぼくは昔ながらのテキストサイトが好きで、本で読めないような、インターネット独自の文章芸に憧れていた。 シンプルなサイトに、拍手ボタンがあるだけ。 ストイックなサイトは、日々テキストが更新されるだけで、掲示板も何も無い。 読者は、拍手ボタンを押してその存在を示すのみである。

そんなサイトに憧れていたぼくなので、単なる情報源ではなく「読みもの」としてのサイトを書けたらなって運営をしている。

気をつけていること

エントリを書く中で、この1年なるべく気をつけている点がある。 それは、炎上を狙ったようなブログを書かない、ということである。

2008から2010ごろにかけても、はてなダイアリを運用していた。 そのころは、炎上上等、時事ネタに突っ込んでいくようなスタイル。 当時は、 切り込み隊長のブログのノリが好みだった。

その結果、そこそこアクセスが来るようになったけれど、このエントリでも書いたとおり 訴えられそうになったり、匿名ダイアリで個人情報を出されたりして、少々面倒なことになった。 それで、結局更新を停止してしまった。

けれど、しばらく書いてないと、やっぱりうずうずし始めるものである。

今度のブログでは、そういう炎上芸はなるべく控えるよう、先に書いたような「読み物」となるような、 そんなエントリを積み重ねられるように意識をしている。

反省会

主力エントリ

ほかのブログを見ていると、アクセスの半分を1から2エントリが占めている、みたいな話を見かける。さて翻ってこのブログは、10エントリくらいで半分くらいのアクセスを得ている。

どのジャンルが稼いでいるか?っていうのも特になく、「雑記ブログでも主軸があるよね」みたいな話からは遠く遠く離れてファラウェイ〜♪って感じなのである。

日によってアクセス多いエントリがかなりバラつくし、よくわからない。

気に入っているエントリ

ブログを書いていくと、沢山読んで貰えるモノと、閑古鳥が鳴いているものとで明暗がはっきりと分かれる。 ただ、それとは別に、個人としては気に入っているエントリというものが存在する。

たとえば、「フミコ、ブログやめるってよ」を読んで書いた 「フミコフミオへのレクイエム、あるいは勝手ベストセレクション」 は、よく出来たと自負している。フミコ氏は、ぼくがブログを書き始めた切っ掛けであり、なおかつ倒すべき相手である。そんなフミコ氏へのレクイエムを、氏のエントリをオマージュして書いた。

喜ばしいことに、ブログ自体は復活したが、記事内容が完全にダークサイドに堕ちてしまっている。倒すまえに敵が倒れることほど、悲しいことはない。是非また復活してほしいとぼくは祈る。

三十路のおっさんだって、寂しがったって良いじゃないか」 は、今年書いたエントリの中でも、もっとも「パンツを脱いで書いた」エントリだと思っている。 感情ってのは、自分の核を成す部分であるから、それを剥き出しにしてしまうのはたいへん恥ずかしいことだと思う。それこそ裸以上に素っ裸なのだ。 実際、恥ずかしかった。 けれど、だからこそ公開する意味があるんだって、ぼくは思ったりもした。

ほか、映画や本のレビュー系のエントリは自分の感じた衝撃を伝えられるよう、また作品に失礼にならないよう、気をつかって書いてるし、それなりにうまく表現できているのではないかな?と考えている。

失敗したエントリ

逆に、失敗した……というよりも、気合いの入れどころを間違えてちょっとイマイチだったなって反省しているエントリもある。

例えば、「レジストラとレジストリって?ドメイン名の基礎知識、タジキスタン(.tj)を添えて」 というエントリ。 こちらは、「ブログを運営する人たちはドメイン名を登録する人が多いけど、きちんと理解できている人って少なそうだな」というのが切っ掛けで書いたエントリ。 間違いのないよう、そっちの業界の人にレビューもしてもらうなど、そうとう時間を掛けた。 けど、読み物というよりも単なる「勉強記事」で面白みがなく、「イマイチ」だった。

同様なことは、「コンピュータで「知能」は作れる!人工知能入門」にも言える。 ただ、こちらのエントリは反省を生かし、 「15年後に仕事が残るかなんてどうだっていい」というエントリを起こした。こちらは個人的にも気に入っているエントリだ。

同期ブロガー?ってやつ

ちなみに、このエントリを書くにあたって、他のブログはどんなこと書いているのかなって調べてみた。 そして、あんまり他のブログを読まないぼくでも知っている、次のお二方がほとんど同時期にブログを始めているのを知った。

具体的には、情報工学系出身のぼくとして、勝手に親近感を覚えていた 「いつ俺 」さんとか、 なんかいっつもテンションぶっ飛んでる 「全マシニキ」 さんとか。

同じ時期に始めて、こんだけ有名になっているってすんげいなあ、って思う。 まぁでも、ぼくはぼくとして自分の好きなように運営していこうかなって思っている。

今後の運用について

一年間以上ブログをやっている人たちは、確固たる「ブログ論」みたいなのを一席ぶってたりする。

ただ、ぼくにはそんなものはなく、勝手気ままに生きている様子が、まんまこのブログにも反映されているし、そんなこのブログの緩さが好きなのだ。

強いて言えば、好奇心の強いインテリオタク向けブログを目指したいなぁって思う。インテリのふりをしていれば、そのうちインテリにもなれるんじゃねぇかなぁってぼんやりと思いながら。

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*1: 氏がそう書いた 後、とんでもない高みへとすっ飛んで行ってしまったけどね